残っていた1銘柄は1,000株が特定口座で200株が一般口座でした。これは1,000株が単元株だった時代に株式分割で1,200株になった際に単元株未満の200株は株式管理会社の口座に移管されていたものです。
2021年に最初に父が亡くなったときに母にこの株が相続されたのですが、株式管理会社に保管されていた200株は、2021年には単元株が100株になっていたので、売却することができず、特定口座ではなく一般口座に移管されました。単元株未満ならば株式管理会社に売却できるのです。
2021年に母が亡くなった際に、その株は私が相続しました。前の投稿でも書きましたが株の相続は、被相続人と同じ証券会社にわざわざ口座を作る必要がありました。
この銘柄だけは特定口座と一般口座に分かれているので、SBI証券に移管するにも2倍の移管手数料がかかってしまうので残しておきました。
相続が発生してから3年10か月後までに売却した場合は、その株の相続税分が売却利益から差し引いて譲渡税が計算できます。
相続してから1回、含み損がなくなったのですが、その時には売り逃しました。最近になってやっと利益が乗ったので、2口座の1,200株を全部売却しました。
ネット証券ではないのでWebから売買しても、高額の売却手数料がかかりました。それも2口座分です。
そうそう、この非ネット証券のWebではリアルタイム株価表示ができないのです。これにはびっくりしました。
というわけで、来年1月に特定口座年間取引報告書を受領したら、この非ネット証券の口座を解約することができます。
相続の際に株式は非常に面倒なので、証券会社は1社に絞ることをお勧めします。
私の親は証券会社は1社だったのですが、それでも大変面倒でした。