申告する収入が企業年金(公的年金に準じる)しかありませんが、基礎控除の48万円以下なので源泉徴収された所得税は全額還付されます。
2024年は、まだiDeCoの掛け金を支払っていたのでその分の804,000円も控除できるのですが、全く関係ありませんでした。
iDeCoのメリットとして掛け金が全額所得控除されることがあるのですが、収入が少ない私にはメリットになりませんでした。
最近iDeCoの改悪が話題になっています。
5年ルールが10年ルールになることに対しては、私は先に会社の退職金をもらって後からiDeCoの受給をするので関係ないです。
前にこのブログに書いた15年ルールは、実はそのときすでに20年ルールに改悪になっていました。私はこちらの方が適用になります。55歳で会社の退職金をもらっていますので20年ルールが適用されると75歳になってしまいます。それまで待てませんので、素直に税金を払うしかありません。
結局、iDeCoは受取時に課税されるものだと思うしかありません。
そうなると受取時に課税されないNISAの方がいいように思えてきます。
iDeCoの最大のメリットは拠出時に全額所得控除されることにあるのですが、会社員であれば拠出金額は大したことがありません。私のように会社員を退職して無職になれば月に68,000円まで拠出できますが、そもそも拠出できるのは国民年金か厚生年金の掛け金を払っている間だけです。
70歳まで拠出できるようになるようですが、それは厚生年金の掛け金を払っている間だけです。国民年金だけ拠出している人は60歳で掛け金を払い終わるので、その後はiDeCoに拠出できません。
ここがiDeCoの最大の欠点かなと思います。
iDeCoの拠出が終わっても、口座維持手数料は毎月取られますので、私はさっさと解約して受け取るつもりです。