2018年3月31日土曜日

iPhone Xで4K60P動画を撮って気になったこと

今回のオーストラリア旅行では、4K60Pで撮れるiPhone Xだけ持参して普通のビデオカメラは使わなかった。
気になった点を挙げてみます。


  • オートフォーカスが外れっぱなしになることが多々あった。その場合、対処方法はレンズを指で拭くことしかない。最初はレンズが曇ったからフォーカスが外れたと思っていたのだが、そうではないことが判明した。いずれにしてもレンズの前を指で覆ってから離すことで、またオートフォーカスが働くようになる。
    かなりイライラするバグだ。iOS 11.2でフォーカスが合わないというバグが報告されていたが、旅行に行っている間の最新iOS11.2.6でも起きていた。昨日からiOS11.3に上げているので直っていることを期待している。

  • iPhoneで撮影するときに撮影スタートと撮影ストップは画面に出てくる赤い丸のボタンをタッチして行っていたのだが、特に撮影をストップしたくて赤い丸のボタンを押しても反応しないことが多かった。iPhoneを横にして撮影しているときに多発した。その場合仕方がないので、縦位置に変えてから赤丸ボタンを押すと反応してくれた。
    よく考えれば、赤丸ボタンではなく音量の物理ボタンを押してもよかったのだが、その際に手ぶれする恐れもある。

  • 画質はそんなに良くない。センサーが米粒のような機種なので仕方がないが、iPhoneの4K60PとFDR-AX100の4K30Pのどちらを選ぶかといわれればFDR-AX100を選ぶ。

  • 暗さに弱い。これはレンズとセンサーの大きさからいって仕方がないのだが、全く使い物にならない。少し暗くなってくるとノイズが目立つ。

  • ジンバルを持って行ったのだが、ジンバルをつけるとFDR-AX100と同等かそれ以上の大きさになってしまうので、最初の1回だけ使って、あとは使うのをやめてしまった。混雑しているところでは使うのを躊躇してしまう。

結論としては4K60Pで撮れる新型ハンディカムが早く出てくれないかなということになる。5%の賃上げをする余裕のあるSONYさんならできるでしょう。