2019年11月18日月曜日

13年ぶりに有線タイプのノイズキャンセリング・イヤホンを発注した

私のノイズキャンセリング・イヤホン(ヘッドフォン)との付き合いは長く、出張に行く時の電車内で使用するためにSONYのMDR-NC10(1995年)を買ったのが初めだ。
MDR-NC10は世界初のイヤホン型ノイズキャンセリング・ヘッドフォンで単4乾電池1本で動き、ノイズキャンセリング方式はアナログだ。

最初は、コンパクトCDプレイヤーに接続して使用していた。MP3プレイヤーやiPodなどには手を出さなかったのは圧縮音楽は音が悪いと思っていたからだ。

その後、家で聞くために普通のヘッドフォン型のMDR-NC6(2004年)も買った。これはいかにも安っぽい製品でプラスチックを多用していて寝ながら使用していたら壊れてしまった。また、家ではノイズキャンセリングする必要はなかった。

その後、新幹線の中でMDR-NC10を落としてしまったか、ケーブルが断線してしまったか記憶があいまいだがなくなってしまったので、MDR-NC22(2006年)を購入して今も使っている。

MDR-NC22は13年も使用している。これも単4電池1本で動き、ノイズキャンセリング方式はアナログのままだ。

アナログのノイズキャンセリング方式の欠点として携帯電話がそばにあるとデータ受信をしているときに「ザザザ」という結構大きなノイズが入ることだ。
後にiPhoneに接続して聞くのが主な使い道になったのだが、iPhone自体が携帯電話なので4Gになった今でも「ザザザ」音は盛大に出ている。

最近AirPods Proなるワイヤレス型のイヤホンのノイズキャンセリング性能がすばらしいと聞いて検討してみたのだが充電方式でしかも電池の持ちが数時間しかないという。
電波を発するので飛行機の中でも使えなさそうなので、購入をあきらめた。

それでは、デジタル方式の有線ノイズキャンセリング・イヤホンはどうなっているのかと検討を開始したが、なんとSONYではもう発売していないようだ。
これは大変だということであわてて探して発注したのがパイオニアのRAYZ Plusという製品だ。
端子はLightningコネクタになっていてiPhoneに直接接続できる。電源はiPhoneから取るので充電する必要もない。さらにはLightningジャックもあって、そこに充電器からのLightningケーブルを差し込むことによってiPhone本体を充電することもできる。

問題はあと何年iPhoneでLightning端子が使われるかなのだが、今のiPhone 11 Pro Maxを3年使うとしたら、その間だけでも使えると思って発注した。
MDR-NC22のように13年間も使えるとは思っていない。