2019年9月21日土曜日

iPhoneを買い替えるたびにiTunesのミュージックの移行に悪戦苦闘する

iPhoneを買い替える度にiTunesにCDから取り込んだ3,000曲120GB75.1GBのデータを新しいiPhoneに移行するのに悪戦苦闘している。次回への忘備録として記事にしておきます。

Windows版のiTunesはiPhoneのフルバックアップを取るツールとしての機能がある。バックアップするときに暗号化してパスワードを設定した場合だ。
Mac版のiTunesはバックアップ機能が削除されて、曲の管理機能だけになったらしい。(9月22日修正 MacではiTunesが廃止されて3つの別アプリとOS機能で代替されたらしい)

そもそもWindows版のiTunesはプログラムとしての出来が悪くて、ユーザーインターフェースが改悪されていったし、どのようなファイルがどういうタイミングで作られるかもよくわからない仕組みになっている。

私の環境を書いておくと、iTunesはWindows版のもので最新バージョンになっている。
古いiPhone(iPhone X 256GB)のiOSを13の最新にしてから、フルバックアップをiTunesに取得した。

新しいiPhoneを古いiPhoneの隣においてデータや設定の移行を始めた。
iOS13ではそのままWi-Fiでデータの移行ができるようだが、せっかくフルバックアップがあるしケーブル経由のほうが速いと思ってiTunesにあるフルバックアップから移行することにした。

移行には40分くらいかかった。予想が外れたのはiPhoneのアプリ自体はフルバックアップから転送されるのではなく、再度、Storeからダウンロードされたことだ。

早速、iPhoneの中身を確認したところ、写真はすべて移行されたが、ミュージックはiTunes storeからダウンロードした曲しか移行されていなかった。

そう、ただデータ移行しただけではiTunesにためておいたCDの曲は一切移行されないようなのだ。

解決策はiPhoneとPCをケーブルで接続してPC側のiTunesを立ち上げて、『設定』⇒『ミュージック』⇒『ミュージックを同期』のチェックボックスにレ点を入れてから『同期』をクリックすることだ。

この同期はPC側からiPhone側への片方向の同期なのだ。
だから、iPhone側で一生懸命作成したプレイリストなどは移行されない。

私はトップレートのプレイリストに反映されるようにiPhone側で数十曲に星5つをつけていたのだが、その星をつけた情報やプレイリストをiPhone側からPC側に同期する方法があると思うのだが、まだ見つけられていない。

ちょっとググるとプレイリストを書き出して保存しておいて、それを新iPhoneで読み込めるらしいが、トップレートのプレイリストは、そのつど星3つ以上の曲をサーチして作られているので、曲につけた星のレートの情報が移行されないとうまくいかないと思う。

トップレートに3,4時間分のリストがあると、旅行の時に列車の中で聞くのに便利なのだが、iPhoneを買い替える度にリセットされるので困っている。

またPCからiPhoneへの同期も不安定なところがあり、アルバムのアーティスト名などがなくなってしまったりすることがある。
例えばアルバムはアーティスト順に表示されるのでABBAのアルバムが最初に出てくるはずなのだが、iPhone側の一覧表では『?』のところにV.A.と表示されていたりする。
V.A.とはVarious Artistsという意味だと推測する。

今、PC側で一部のアルバムでトラック情報の取り込みをやってから同期すると3,000曲全部の同期(iPhone側に転送される)が再度始まってしまった。やれやれである。