2018年6月3日日曜日

添乗員の説明が理解できない老人たちに自分の未来を見た

ツアーの参加者は15人以下でアメリカツアーとしては少ないほうでした。
参加者は後でわかったのですが、私が最年少で、後はみなさん60代後半から80代前半。
みなさん、孫がいて、仕事は引退もしくは子供に継がせて相談役みたいな立場。
団体旅行だが年に2,3回は海外旅行に出かけていて悠々自適な方々でした。

添乗員は30代の女性でした。

で、アメリカについて飛行機を降りたときに全員集合して、添乗員が入国審査後の集合場所について説明しました。なぜなら、4時間後くらいに国内線に乗り継ぐ必要があったからです。

添乗員の集合場所の説明は以下の通りでした。たぶん小学3年生くらいなら理解できると思います。

1.入国審査はESTAを持っている人やVISAを持っている人などによって、かかる時間が変わってくる。別室に連れていかれる人もいるが、必ず通過できるので、入国審査後は荷物を受け取ってターンテーブルのところで待っていること。全員揃ったら、税関を通過して、荷物を国内線用のドロップに預ける。

2.万が一添乗員が国内線出発の1時間前の〇時までに現れない場合に限り、ターンテーブルの周りにいるお客様全員で、税関を通過して、荷物をドロップして次の国内線のゲートに行って欲しい。しかし、今から3時間あるので、添乗員だけが遅れる可能性はほとんどない。

結果としては、数人のお客がターンテーブルのところで待たないで、すぐに国内線のゲートに向かっていました。

その人たちも、添乗員の説明は真面目に聞いていましたから、原因は添乗員の説明が正しく理解できなかったということになります。
自分勝手に行動したというよりは、説明が理解できなかったようでした。

自分も歳をとったらああなる可能性があるんだなと、ちょっと暗い気分になりました。