2019年2月24日日曜日

クレディセゾンがUCカードへの出資を解消し、ただのフランチャイジーとしてUCカードを発行するらしい

UCカードはみずほ銀行系のクレジットカード会社です。

昔はユニオンクレジットといってみずほの前身となった複数の都市銀行が共同でクレジットカード会社をつくりUCカードを発行していました。
UCカードは「銀行系」のクレジットカードだったのです。

それが、みずほ銀行が誕生してから、UCカード株式会社にクレディセゾンが出資して第2位の株主になりました。
カード発行業務の見直しがありUCカードの発行はクレディセゾンが行うことになったのです。

地銀系列の中小クレジットカード会社から発行されるUCカードは除いて、消費者がUCカードを新たに取得しようとしたらUCカード株式会社からは発行されず、クレディセゾンからしか発行されなくなっていたのです。
「銀行系」だと思っていたら、いつのまにか「流通系」のクレジットカードになっていたというわけです。

ところが、今般、クレディセゾンがUCカード株式会社への出資を解消すると発表がありました。

出資解消後もクレディセゾンはUCブランドのクレジットカードを発行し続けるとのことですが、自社ブランドのセゾンカードよりは力が入らなくなるでしょう。

私が持っている「会費無料」のUCブランドのクレジットカードはクレディセゾンが発行したものですが、将来はどうなるのでしょうか。なくなるかもしれませんね。