2019年6月7日金曜日

Apple TVでのWWDC 2019の中継は1000nitだったのかもしれない

Apple TV 4KではWWDC 2019の基調講演をさかのぼって、現在でも視聴できる。
ただし、色空間はsRGBになってしまう。
実際に視聴してみてもライブで見ていた時のような画質の良さがなくなっている。その代償なのか英語字幕を出せるようになっていた。これはApple TVのリモコンにボタンがほとんどないので、勘で上方向にスクロールしてみたら字幕のメニューが出てきてわかったものだ。ひょっとしたらライブ時でも英語字幕が出せたのかもしれない。

なぜ、後から視聴したときはBT.2020ではなくsRGBなのかと思って、いろいろ設定を確認したらYUVがいつのまにか4:2:0になっていた。最初に設定したときは4:2:2にしたはずなのだが。
それで、YUVを4:2:2に直してみると、Apple TV 4K自体のメニュー画面の最大輝度は250nitのままだったが、スクリーンセーバー画面の最大輝度は1000nitになった。色深度のビット数も30bitから36bitになった。

しかし、メニュー画面時に上記に設定しても、WWDC 2019のコンテンツは色空間がsRGB、色深度はなんと24bit、YUVが4:4:4にしかならない。

Apple TVは結構細かくコンテンツのフォーマットを使い分けているようだ。