2018年11月23日金曜日

BS4Kの試験電波をシャープの4S-C00AS1とパナソニックのDMR-SCZ2060で受信した比較

まず、コストパフォーマンスでは圧倒的にパナソニックの録画機の方が良いと思う。
録画機能とBS2Kと地上デジタルのチューナーが付いていているからだ。
6万5千円くらい値段が上がるが、無線LANも使えるし、YouTube等もみられる。
反対にシャープの方はBS4KかCS4Kが1チャンネル見られるだけでしょぼいのだ。

BS4Kの試験電波を受信できたといっても、各局ともカラーバーしか放送していない。

BS4Kの受信ということに絞って比較してみよう。

どちらともHDMIで東芝のZ700Xという4Kテレビに、HLGからHDR10に変換して映し出している。


  • クロマフォーマットの違い
放送は4:2:0だが、シャープはそのまま4:2:0で送られてくる。
パナソニックは4:2:2にアップグレードしてZ700Xに送られる。


  • HDR10の『最大輝度』情報と『コンテンツのピーク輝度』情報
シャープはどちらも1000nitと情報が入っている。パナソニックは情報が入っていないので、どちらも0nitになっている。
カタログスペックではパナソニックの方はHLGからHDR10への変換を『ダイナミック』に行うとあるが、違いはまだわからない。

■画面の安定度
これから、ソフトウエアのアップデートで改良されていくと思うが、パナソニックの方が安定している。
シャープはチャンネルを切り替えると、一瞬『アンテナが接続されていません』の画面になる。
その後は、画面も音声もでるが、2秒後くらいに一瞬音声が途切れて、画面も静止する。
カラーバーをずっと流し続けていると、シャープの方はたまに画面が静止して音声が途切れることがある。