2017年6月10日土曜日

個人型確定拠出年金の掛金と商品について

個人型確定拠出年金の月々の掛金は第1号被保険者の最大値の67,000円にしています。本来は68,000円が最大値なのですが、国民年金の付加保険料400円も含めて最大68,000円で、しかも1,000円単位にしなさいという妙な規定があるため67,000円なのです。
結構な負担ですが、年金ネットで65歳からもらえる年金額を計算したところ、期待外れの金額だったので、それを補完するためMAX払い込むことにしました。

個人型確定拠出年金は大変有利なので、普通のサラリーマンも今すぐ始めなさいというような記事がネットに数多く出ているが、よくよく考えるとそんなに有利でもないと思います。
まず、60歳までしか掛金を払い込めないのです。国民年金だと、私の年代だと20歳から就職するまで学生だった場合、その間は国民年金は払わなくてよかったのです。
すると60歳になっても40年間ずっと払い込んでいないので、満額の国民年金はもらえません。それをカバーするため60歳を超えても総計40年間までは国民年金の掛金を払うことができます。
次に、国民年金は終身年金ですが、確定拠出年金は終身年金ではありません。有期年金か退職金のように一括でもらうかです。しかも、年金にすると、年に何回振込むのか指定します。なぜ指定するかというと、振込手数料を取られるからなのです。
一番の不利な点は、確定拠出なので、運用の成績は運がよければ黒字、悪ければ赤字になるという大変リスキーなところです。

私は、掛金で運用する商品は移管する分も含めて「ONEたわら先進国株楽天DC」にしています。日本株は日経225のETFで持っているので、リスク分散を考えると外国株なのかなということで選びました。本来は米国株だけの商品がいいのですが、楽天証券はそういう商品で運用手数料が安いのがなかったため、仕方がなくこれにしています。
日本株と外国株ではリスク分散になっていないのですが、債券などはよくわからないのであと5年間は株が暴落しないことを祈って投資しています。