2017年6月16日金曜日

転居前の地方公共団体へ「モバイルレジ」で地方税を払った

後で記事にするつもりだが、転居後の役所の縦割り行政のために、1回行けばできた手続きを3回行って疲れて帰ってきたら、ポストに転居前の市区町村から住民税の納税通知書が来ていた。
役所にはちゃんと転出届を出して来たのに、前の住所あてに送付されて郵便局によって転送されてきた。転出届を出す前に納税通知書をすでに印刷してあったのだろうか。

前年は1年、フルに働いていたので住民税は結構な金額である。さて、どういう方法で払おうか。

セミリタイアの先人たちのなかではnanaco払いするのが流行っているようだが、私はnanacoは持っていない。
 プリペイドカードは無駄なのでなるべく作らないことにしているのだった。

昔、はやっていて楽天に買収されたらトンと聞かなくなったEdyも残高は0円にしているし、大人の休日倶楽部ミドルについているSUICAも残高を0円にしてある。
まあ、他の交通系カードはしかたがなく1枚持っていますが。

コンビニ払いするのが近くて便利なのだろうが、コンビニは混んでいるからいやだなあと思っていました。

よくよく納付書を見るとインターネットバンキングを使う「モバイルレジ」というのがあって、バーコードをスマホで読んで自分の銀行口座から、その場で引き落としができるという。

納付書にはQRコードしかなかったが、別の説明書を見るとモバイルレジのWebサイトのURLが書いてあった。

CAFISという文字があった。ということはNTTデータがやっているのか。

サイトに行ってみると、手数料は無料だという。
これは、いいと思ったが、対応している銀行をチェックしてみた。

「地方公共団体・公共料金の納付書に対応している金融機関」 に私が32年前に新卒で口座を作った三井住友銀行の名前があった。
よく見ると、今住んでいる地域でいちばん使われていると思われる銀行の名前はなかった。
また、ネットバンクも1行以外は名前がなかった。
最近は都銀の口座を持っているほうが、ネットバンクの口座を持っているよりも便利だと思う。

で、アプリをダウンロードして納付書のバーコードをスマホのカメラで写すと、Pay-easyという文字が見えた。
なんだ「モバイルレジ」はPay-easyだったのか。
Pay-easyはNTT料金の払い込みで、すごい長い番号を覚えさせられて郵便局のATMの操作をしたり、同じように引越し後のKDDIの請求書の番号をパソコンから入れさせられたばかりである。

その後、三井住友銀行のインターネットバンキングサイトに移ったので、少し操作をして終わり。簡単だった。

「地方公共団体」というのは堅苦しい言い方だ。「日本の政党は、自民党から共産党まで地方政府というものを認めていない」と大学の政治学の講義で 習ったことを思い出した。